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  • 執筆者の写真貴子

アスリートの足裏の感覚が・・

こんにちは!今日は人が立っているときに唯一地面と接している足裏について書きたいと思います。

体軸を始める前までの私は足裏の感覚を気にしたことなんかない全然ない「足裏無縁人生」を送っていました。しかし、体軸を学び始めてからは足裏の重要性をことごとく知ることになり、私は人生の半分を無駄にしたのではないかと思う始末でありまして、できれば、みなさんには私のような半分無駄にしたかもね~!の人生を送ってほしくないと思い、足裏がどれだけすごいのかをシェアしたいと思います。

「足裏の感覚」というキーワードを聞いてまず最初に私が思い出すことは、 ピョンチャンオリンピック、スピードスケートの日本代表小平奈緒 選手なんです。

なぜかというと、オリンピックの前にTVで小平選手の特集が放送されていて、それをたまたま観ていたのがきっかけなのですが、その放送の中で小平選手が話していたのです。

「スケートをする上で一番大切にしている感覚は足裏です」と・・・・・。

キタ、キタ、キターーーーーーーーーーっ!!!電気が走りましたよ。本当に。

小平さんのようなアスリートにとって、身体を動かす上で、身体の土台となる足裏の感覚は非常に重要となります。 ましてや、不安定な氷上でのスケート競技では尚更のことなのでしょう。私の大好きなサーフィンもそうなんですが・・。波の上は恐ろしく不安定ですので。

ではなぜ重要なのか???

「足裏は大切な身体のセンサー」だからなのです。

私たちは何かの拍子にバランスを崩した時、例えば、つまずいて前に倒れそうになったとき(重心がつま先側に移動したとき)、身体の反応として前へ倒れまいとして、足の指に力をいれて踏ん張ります。これは、足裏の筋肉や皮膚が一瞬の身体の変化に対応して態勢を崩さずに保とうとする身体の反応です。

足裏のセンサーの働きが繊細で敏感な人ほど、瞬時に身体を反応させることができます。微妙な変化を常に足裏で感じ身体能力が非常に高いのです。

これはどんなスポーツにもあてはまることで、さらにスポーツだけではなく、足裏の感覚は人間の運動の基本である「歩く」という動作にとっても大切な感覚だからです。

それではどうしたら足裏の感覚が繊細かつ敏感になるか?

「足裏を柔らかくする」

これが大切です。

足裏を柔らかくする方法には

1、足裏をほぐす

まず、基準を作ります。

ワーク前後の違いを実感するために素足で周りを歩き、ワーク前の足裏の感覚を覚えておきます。

それでは、ワークを始めます。

1.足を伸ばして座り、右膝を曲げて右の足裏が見える姿勢になる。

2.両手親指の腹で右の足裏の真ん中を押しながら、右足をグー、パーの動作を10回行う。 3.左足も同様に行う。

再度、周りを歩いた後、足裏の感覚を感じてみましょう。人それぞれ感覚の違いはありますが、足が軽くなったり、 足裏全体が地面に吸い付いている、つま先の力が抜けた、重心の位置が後ろになった 、など ワーク前と後で違いを実感できたと思います。

足裏には3つのアーチあり、 通常はこの3つのアーチは引き上がっており、足を着いたり踏ん張ったりした時にアーチが潰れ、足の衝撃を吸収して負担を軽減します。

今回の足裏のワークはこの3つのアーチを自然と引き上げるためのワークです。

アーチを形成している筋肉の1つである後脛骨筋と長腓骨筋いう筋肉を機能させると良いのです。

さらにインナーマッスルの筋連鎖によって、この2つの筋肉を体幹部から引き上げると、より自然なアーチの引き上げができるようになります。

その方法は次回に・・・

このような筋肉の使い方を学びたい方は是非、スタジオへ!!


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